
ラスアルハイマの新ランドマーク「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」2027年春開業へ:タワーは70階に到達
概要
UAEのラスアルハイマで建設が進む統合型リゾート「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」の建設が順調に進捗しています。開発業者からの最新報告によると、リゾートの象徴となるタワーは70階に到達し、2027年春の開業に向けて大きな節目を迎えました。
建設の進捗状況
タワー建設
リゾートの中心となる高さ305メートルのタワーは、現在70階部分の建設が進んでいます。最上階への到達は2025年11月下旬を予定しており、リゾートのスカイラインが徐々に姿を現しています。
全体的な進捗率
建設は各所で着実に進んでおり、具体的な進捗率は以下の通りです。
- タワーの外壁パネル設置:73%完了
- 低層階のコンクリートおよび鉄骨工事:97%完了
- 宿泊施設の構造工事:99.7%完了
- 内装工事:約98%完了
これらの数値は、プロジェクトが計画通りに進行していることを示しています。
リゾートの施設と特徴
ウィン・アル・マルジャン・アイランドは、宿泊施設だけでなく、多彩なエンターテイメント施設を備えた統合型リゾートとして計画されています。
イベント・祝典センター「コーラル・コート」
新たに発表された「コーラル・コート」は、7,700平方メートルの広さを誇るイベント施設です。柱のないグランドボールルーム、6つの会議室、そしてアラビア湾を一望できるイベント用芝生広場などを備えています。また、新郎新婦それぞれの専用サロンや礼拝室も完備され、様々なニーズに対応します。
ダイニングとエンターテイメント
リゾート内には22のダイニングおよびエンターテイメント施設がオープンする予定です。その中には、ラスベガスで人気のサパークラブ「デリラ」や、著名なシェフ、アラン・デュカス氏によるフレンチアメリカン・ステーキハウスなどが含まれており、世界クラスの食体験が提供されます。
宿泊施設
リゾートは60ヘクタール以上の敷地に広がり、全1,217室の客室と297室のエンクレーブ・スイートが用意される予定です。
まとめ
ウィン・アル・マルジャン・アイランドは、2027年春の開業に向けて建設が着実に進んでいます。完成すれば、ラスアルハイマの新たなランドマークとして、観光産業の発展に大きく貢献することが期待されます。
参考記事: Tower reaches 70th floor at Wynn Al Marjan Island, resort to open in 2027