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UAEに最大16車線の新高速道路「E-911」が開通へ!ドバイからラスアルハイマを結ぶ第4の幹線道路計画

UAEに最大16車線の新高速道路「E-911」が開通へ!ドバイからラスアルハイマを結ぶ第4の幹線道路計画

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#ドバイ開発計画#ドバイ経済#ラス・アル・ハイマ

はじめに

アラブ首長国連邦(UAE)において、主要都市間の移動を劇的に改善する新しい幹線道路計画が具体化しています。UAEエネルギー・インフラ省は、ドバイとシャルジャの境界からラスアルハイマ(RAK)までを結ぶ新たな連邦高速道路「E-911」のエンジニアリング・コンサルティング業務に関する入札を開始しました。

このプロジェクトは、既存の主要高速道路に続く「第4の連邦道路」として位置付けられており、長年にわたり課題となっている都市間の交通渋滞を緩和することが期待されています。

新高速道路「E-911」の概要と規模

新たに計画されている高速道路「E-911」は、全長約68キロメートルに及ぶ大規模な道路網です。公表された情報によると、主な特徴は以下の通りです。

  • 車線数:両方向合わせて12車線から最大16車線を整備
  • 運行ルート:ドバイ・シャルジャの境界から、ラスアルハイマのアル・シュハダ・ロード(E-87)までを直結
  • 接続道路:ウンム・アル・カイワインにてエミレーツ・ロード(E-611)と接続する約8キロメートルの道路を整備
  • 主要設備:10カ所の主要交差点および4カ所の立体交差点(フライオーバー)を設置予定

すでにルートの策定は関係する各首長国の関係当局によって承認されており、基本設計(コンセプトデザイン)は完了しています。2026年10月には詳細設計や技術的調査を担当する事業者の選定が進められています。

総事業費約60億ディルハムの国家規模インフラ整備

この計画は、2026年のUAEインフラ・住宅評議会の第1回会合で検討された重要プロジェクトの一つです。総事業費は約60億ディルハムと見積もられており、1日あたり約36万台の移動需要を支える交通容量を持つ設計となっています。

UAEには現在、以下の3大連邦高速道路が存在します。

  1. アル・イティハド・ロード(E-11):アブダビからラスアルハイマまでを結ぶ国内最長の道路
  2. シェイク・モハメド・ビン・ザーイド・ロード(E-311):各首長国を結ぶ基幹路線
  3. エミレーツ・ロード(E-611):アブダビと北部首長国を結ぶバイパス的路線

「E-911」はこれらに次ぐ4番目の大動脈として機能し、地域間のアクセス性を大幅に引き上げる計画です。

計画の背景にある交通渋滞の深刻化

新しい高速道路の整備が進められる背景には、急速な人口増加と自動車の増加に伴う交通渋滞があります。特にドバイとシャルジャをはじめとする北部首長国の間では、朝夕の通勤時間帯を中心に激しい渋滞が発生しています。

連邦評議会(FNC)での議論によれば、通勤者は年間で約460時間(労働日数換算で約60日分)を移動に費やしているケースもあると報告されていました。また、ドバイにおける車両台数の増加率は年8パーセントを超えており、世界平均の約2パーセントを大きく上回っています。

UAE政府は2030年までに1,700億ディルハムを投じる国家道路・交通投資プログラムを推進しており、道路ネットワーク全体の効率を大幅に高める方針を打ち出しています。今回の新路線建設に加え、バス高速輸送システム(BRT)や専用レーンの導入、アジュマーンと各幹線道路との接続性改善など、総合的な交通改善策が進められています。

まとめ

新たに建設される高速道路「E-911」は、最大16車線という圧倒的な規模を持ち、ドバイからラスアルハイマまでの物流や通勤の流れを根本から変える可能性を秘めています。このインフラ整備により、北部首長国と経済の中心地であるドバイとの結びつきが一段と強まり、住民の利便性向上や経済活動の活性化に大きく貢献することが見込まれます。

参考記事

E-911: UAE's fourth highway from Dubai-Sharjah border to RAK to have up to 16 lanes - Khaleej Times