
日本・バンコク・ドバイで不動産実務を経験した戸山昇が、購入後の支援にこだわる理由
契約が済んでも、海外不動産の仕事は終わりません。引渡し時の確認、賃貸募集、室内の不具合、管理会社とのやり取りまで、現地にいないオーナー様に代わって対応が必要になる場面があります。
YAMATO CAPITAL代表の戸山昇が購入後の支援にこだわるのは、売買の現場だけでなく、管理の現場で「買った後に困る人」を見てきたからです。バンコクでオーナー様の代わりに動いた経験と、ドバイで引渡しトラブルを経験したことが、現在の支援の考え方をつくりました。
購入後の支援にこだわる原点は、現場経験にあった
海外の物件を買う人の多くは、現地で日常的に物件を見られるわけではありません。室内に不具合があったときや、入居者とのやり取りが必要になったとき、誰が状況を確認し、何を判断するのか。購入前に決めておかなければ、問題が起きてから相談先を探すことになります。
戸山氏がこの課題を強く意識したのは、バンコクでタイ不動産会社に勤めていた頃です。4年間、売買営業だけでなく、物件管理、内装やインテリアの提案まで一貫して担当しました。お客様の多くは日本や海外に住んでおり、現地にいないオーナー様に代わって日常的な判断や対応を担う場面も少なくなかったといいます。
バンコクで学んだ、海外不動産の購入後管理
完成前の物件取引が活発な市場に魅力を感じる一方で、戸山氏は引渡し後の不具合や修理、入居者対応にも向き合いました。お客様が現地にいないため、実質的にオーナー様のような立場で動くこともあったといいます。
ここで学んだのは、購入時の資料だけでは将来の運用を判断しきれないということです。誰に貸すのか。室内をどう維持するのか。トラブルが起きたとき、誰が動くのか。購入後の実務を見据えなければ、売買だけではお客様のお役に立てない。この経験が、購入後まで相談を受けるべきだという戸山氏の判断の原点になりました。
新卒でリロホールディングスの不動産部門に入り、約3年半、賃貸と管理を経験しています。資産を持つお客様が賃料収入を得る姿を見て、海外の不動産売買・投資の実務を現地で学びたいと考え、タイへ渡りました。日本で培った賃貸・管理の基礎が、バンコクでの仕事を支えたといいます。
ドバイの引渡しトラブルで学んだ、記録を残す重要性
ドバイで最初期に担当した賃貸案件では、引渡し前に約束されていたクリーニングや建具の修理が完了していないというトラブルを経験しました。相手側のエージェントとの取り決めに十分な記録が残っていなかったことが、要因の一つだったと振り返ります。
入居日になっても不具合が残っていれば、お客様は安心して新生活を始められません。事前に説明された状態との隔たりは、入居者様にとって大きな不安になります。
この経験から、修理箇所、対応期限、費用負担を契約書や記録に残す重要性を学びました。購入前には、支払いと引渡しの条件、設備の状態、管理の役割分担を確認し、記録に残す。購入後の支援を掲げるなら、まず「誰が、何を、どこまで対応するか」を曖昧にしないことが必要だと考えています。
契約や法制度は地域・物件・取引条件で異なります。個別の確認と現地専門家への相談を前提に、購入の流れや確認すべき費用・リスクについては、ドバイ不動産の価格・エリア選び・購入ガイドもあわせてご覧ください。
原体験を、購入後まで相談できる体制へ
コロナ禍を機にドバイへ移った戸山氏はDriven PropertiesでYouTubeなどによる情報発信を続けながら、お客様との接点を増やしました。まず賃貸の相談に対応し、経験を重ねて売買支援にも携わるようになったといいます。戸山氏個人の契約実績は、2023年には約80億円分、2024年には約90億円分、件数にして100件以上のドバイ・アブダビ不動産売買・賃貸契約をサポートしました。
実績を積むなかでも、戸山氏が大切にしてきたのは、相談を受けた段階からできる限り支援することです。分かっていることと確認が必要なことを分け、背伸びをせず、等身大で正直に向き合う。その姿勢が、お客様からの信頼や紹介につながったと振り返ります。
2025年に独立したのは、こうした支援を自分で形にするためでした。YAMATO CAPITALでは、物件の紹介で終わらせず、契約条件の整理、引渡し時の確認、購入後の賃貸・管理・売却に関する相談までを見据えています。
購入後も困ったときの相談先となり、長期的な判断を支えることが、戸山の考える不動産エージェントの役割です。
海外不動産の担当者には、購入前に3つを確認する
海外不動産の購入を検討するときは、物件の説明に加え、担当者や会社の支援範囲を確認しましょう。
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引渡し前の修理や不具合に、どう対応するか、契約条件をどのように説明・保管するか
引渡し条件に加え、解除・取消し等が契約書にどう記載されているかを確認します。 -
賃貸に出す場合や売却する場合まで説明できるか
保有中の費用、運用の選択肢、売却時の手続きまで説明できる担当者かを見ます。 -
見送るべき場合も率直に伝えるか
予算、利用開始時期、リスク許容度に合わない場合、無理に購入を勧めない姿勢があるかを確認します。
購入後まで見据えたドバイ不動産の相談を
価格、契約条件、完成時期、管理費、賃貸需要は、物件によって異なります。海外不動産への投資には、価格変動、為替、空室、制度変更などのリスクもあります。
購入の目的と予算、利用開始の予定、保有期間を整理したうえで、購入後の管理や将来の売却まで含めて検討しましょう。YAMATO CAPITALでは、条件整理から物件選び、引渡し後の管理・賃貸・売却に関する相談まで承っています。検討の目的や気になっている点をご相談ください。





